音楽を奏でるジュエリー“DORETTE”と出会い
みなさま、はじめまして。
ATELIERのディレクションを担当しているYuriと申します。
今日はATELIERで取り扱いをしているジュエリーブランド、DORETTE(ドレット)についてお話したいと思います。
フランスのジュエリーブランド、DORETTE(ドレット)。
4月の花器がアイコン的な存在として世界的に有名なインテリアブランド、ツェツェ・アソシエを立ち上げたデザイナーの1人、カトリーヌ・レヴィがスタートしたブランドです。現在は彼女の精神を引き継いだ仲間が、パリ市内のアトリエで創作活動を続けています。
私がはじめてDORETTEと出会ったのはたしか、カトリーヌがブランドを立ち上げたばかりの頃でした。華奢で細い18金の上で、まるでダンスをするようにセンス良く並んだカラフルなストーンが印象的で。1つ、1つ、個性的で独特なデザインを纏ったそれぞれの指輪が奏でるハーモニーに、そっと耳を傾けていた記憶が、今でも鮮明に蘇ります。
面白いのは無限の組み合わせを楽しめること、可能性を試せること。
音楽で例えると、指輪1つだけを指にはめた時のシンプルでうっとりと独奏を楽しむ、そして2つ3つと指輪を重ね付けすると、不思議と指輪たちが勝手に重奏を奏ではじめ、1つの作品として完成するような。全部の指にはめれば、もはやオーケストラのような、、、これが私のDORETTEのイメージです。
どの指に身に着けるか、指のどの関節まではめるか、いくつ身に着けるか。自分自身と指輪で対話をし、その日の気分やイメージで決める、想像力をはたらかせることができるジュエリー。そんな気持ちになったジュエリーとの出会いは、人生で初めてのことでした。
パリ出張の際にアトリエを訪れ、見て、触れ、感じたコレクションの数々。そしてスタッフが心から自分たちのブランドを愛し、楽しみ、それを共有してくれるお店やお客様を大切にしていることを実感し、胸がいっぱいになったことを今でも覚えています。
そして、ジュエリーを収める箱とふかふかのリング座布団はインドの職人が1つ1つ丁寧に手作りしているのよ、というこだわりのお話も、箱と蓋は対になっているから違う箱どうしだとうまくハマらない!なんていう愛らしいところも、なんだかDORETTEらしくて大好きになりました。
同じくATELIERで取扱うブランドAstier de Villatteのコレクションに、DORETTEをオマージュしたカップがあることをご存じでしょうか?
ジュエリーがお好きな方にぜひご紹介したい、取手が指輪のようになっているSerenaシリーズの指輪カップ。とても美しいです。
現在、ATELIERでは8月13日まで全店を巡るDORETTEのTRUNKSHOWを開催しています。
ブランドのあたたかな協力により、特別な作品の数々をご紹介中の貴重な機会に、ぜひDORETTEの世界に触れていただければ嬉しく思います。
表参道店 7月4日(木)~7月15日(月)
横浜店 7月19日(金)~7月30日(火)
丸の内店 8月3日(土)~8月13日(火)
Yuri
DORETTE
ツェツェ・アソシエのデザイナーでもある、パリの女性アーティスト、カトリーヌ・レヴィが立ち上げたジュエリー・ブランド、「ドレット」。色と形に重きをおき、カトリーヌがセレクトした色とりどりの貴石は、ゴールドのリングの上に不規則に並べられ、ひとつのハーモニーを醸し出します。1つとして同じものがない、「ドレット」のジュエリーは全てが1点もの。日常的に身に着けていても重くなく、首を引っ掻いたり、耳を引っ張ったりすることのないようデザインされており、「ツェツェ・アソシエ」のアイテムのデザインにも通ずる美意識が感じられます。遊び心と実用性を兼ね備えた、大人のためのジュエリーです。