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PARIS 出張レポート vol.1

お久しぶりです。ATELIER神戸のbeeeです。

「PARIS 出張レポート」ということで、9月にバイヤーと共にパリへ赴いた時のことを綴ります。

ATELIERで扱うクリエイションが、それぞれどんな背景を持つのか。どれほどの愛情を込めて制作されているのか、熱を持って伝えたい!そんな気持ちで、今回のBLOGではATELIERの舞台裏へ皆様をお連れします。

日本→パリの飛行は約15時間。安眠できるよう準備を整え、AIR FRANCEに乗り込みいざ出発です。

機内食がとても美味しい。
メインはチキンのプロヴァンス風でした。
機内サービスでショコラショーをおもてなししてくれます。
AM 6:00
パリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着。

DAY1

  • Astier de Villatte (アトリエ)
  • Astier de Villatte Tournon (店舗)
  • La Soufflerie
  • MERCI
  • DORETTEのアトリエ
  • HONOREの展示会

初日はAstier de Villatteの工房やショップを回った後、クリスマスに向けてジュエリーの発注や、家具のオーダーをしました。巡った中から、ピックアップして紹介します。

《Astier de Villatte》

パリに2店舗ある、Astier de Villatte。左岸にあるトゥルノン店に足を踏み入れると…迎えてくれたのはパグ犬のアヴリル!愛嬌たっぷりな彼は、手をペロリと舐めたり、知らぬ間に隣に来て体をくっつけてくれたりと、人懐こい性格。

写真を載せられないのが残念ですが、パリを訪れることがあれば会いに行ってみてください。

ディスプレイの参考に店内の写真を何枚か撮影し、記念にデザートプレートを購入しました。

《La Soufflerie》

ODEON駅から徒歩2分。パリの手吹きグラスブランド”La Soufflerie”を目指します。

到着。扉を開けると広がる、La Soufflerieの世界!

ATELIER各店のお客様の好みを思案しながら新作のオーダーをしていきます。

デザイナーセバスチャンのパートナー、バレンティナがコーヒーを淹れてくれました。それはそれは、移動の疲れがふっと安らぐ特別な味わいです。

縁がゆったりとウェーブを描く、新作のグラス。

綺麗なグラデーションになるよう整然と並べられた作品。

グラスに立ち上る湯気までも、なんだか美しい。

ショーウィンドウは”Le Dernier Verre(=最後の一杯)”をテーマに飾られていました。フランスでは宴の終わりに、皆で最後の乾杯をして楽しい時間を締めくくる習慣があるそうです。素敵ですね。

デザイナーのセバスチャンはガラス職人でありながら、パリの美術学校では石膏の授業を受け持っているという多彩な方。そういうわけで、ガラスと共に石膏作品も並んでいます。

伝統や、永く愛でられた古いものを大切にするセバスチャンとバレンティナの思いが感じられる作品群とディスプレイに胸を打たれつつ、店を後にしました。

《MERCI》

パリの有名セレクトショップ、MERCIへ。

La SoufflerieやDORETTE、ツェツェの四月の花器など、ATELIER取扱いのブランドが幾つかあるのでリサーチです。

ディスプレイのヒントも沢山見つけることができました。

併設のカフェで遅めのランチ。アボガドとスモークサーモンのオープンサンドはかなりのボリューム。

《DORETTE》

お馴染みツェツェ・アソシエのデザイナー、カトリーヌ・レヴィが創業したジュエリーブランド”DORETTE”トランクショーの買い付け行いました。

残念ながらアトリエ内の写真はお見せできませんが、イラストでアトリエの空気感をお伝えしますね。

カトリーヌの面影残る空間。ツェツェの昔の作品やキッチュなミラーやハンドオブジェ、日本製の看板…など数々の作品やブロカントがひしめき合うその場所は、まるで大きな宝箱。

ジュエリーに使われる石はシャーレの中で大切に保管されています。

ここから石を選んで紙に並べ、テープで貼り合わせ、ジュエリーの”指示書き”を作成していきます。極彩色のひと粒ひと粒が、リズミカルに並べられていく軌跡は圧巻。その魔法のような景色を忘れないでいたいな、と強く思うのでした。

トランクショーのために、じっくり素敵なジュエリーを選んできたので、楽しみにしていてくださいね!

仕事を一通りを終えたあとは、モンマルトルの丘へ。

モンマルトルといえば映画”アメリ”の舞台で有名。どこを切りとっても絵になる景色です。

9月のパリの日没は20時半。19時でもこの明るさです。

アメリが作中で働いていたカフェ”カフェ・デ・ドゥ・ムーラン”

「パリで一番美味しいイタリアン」と噂の”pink mamma”へバイヤーが連れて行ってくれました。トリュフがたっぷり乗ったパスタも、ハムときのこの釜焼きピザも、忘れられない味です。

素敵な作品に触れて、その軌跡を目で辿り

デザイナーと直接対話をして

ATELIERのお客様のことをたくさん考えて

インテリアと真摯に向き合って

胸がいっぱいに膨らんだまま、1日目が幕を閉じました。

現地で見たものを、ATELIERを愛するお客様へそのままの温度で伝えること。これは私のひとつの夢であり、自身のミッションでもありました。

続編をお楽しみに。

beee